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人面付環状注口土器がほぼ完成した! 日本酒の燗付け成功か?

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昨年、秋田のJOSPA(縄文遺跡)巡りで秋田県立美術館に行った。そこには人面付環状注口土器が燦然と輝いていた。縄文人もお酒をこれに入れて、燗付けて飲んでいたのかなあ~とあらぬ想像をしてしまっている自分がいた。

先日、飲み屋で日本酒を燗付けて出してもらう際に、タンポ(お銚子)を移し替えていたので、思わずなぜ入れ替えているのと聞いたら、電子レンジでチンすると上側が熱く下側が冷たいので、とのことでなるほど、しかし二度手間だなあ~と思い、それが心に引っかかっていた。

それでは、この冬の内に人面付環状注口土器を作ってそれで注げば、熱いものと冷たいのもが混じり合って注口に出てきて、飲み始めから、飲み終わりまで一定の温度のお酒が飲めるのではと思い立ち、早速、縄文土器4作目作ってみた。

しかし、縄文土器を作るには、最終的に焼き締めをする野焼きをしないと完成にならないのである。野焼きは先生のところで年に2~3回くらいしか行われていない。こまったな?と考えていた。そうだ、そういえば、ネットで”やけるんだ”(野焼き用燃焼材と粘土がセットで売っている)という商品があったのを思い出した。これだと、粘土で土器を作った後、一週間くらい乾燥すれば、自宅で3~4時間すれば焼きあがるという優れものなのである。

早速、購入後の昨日に粘土をこねながら作っていると、この人面付環状注口土器は非常に作り方が難しいことに気づいた。先ずは粘土は柔らかく、物が反っているため、固定するのが厄介なのと、自重で反りが無くなって平たくなるのである。次には、これまでの粘土と違い、乾燥するとひびが入ってきてしまう。それで、水分を与えると今度は溶けるように崩れてしまう。一時は断念した。もう途中まで制作したものを壊し粘土を団子状態に。

しかし、諦めきれず、思いついたことがあった。それは、これまで使用していた粘土とブレンドしてみること。2種類の粘土をコネコネすると、あ~ら不思議、何ともいい柔らかさになったではあ~りませんか!そうすると、適度の硬さもあり、変形しにくく、なんといってもひび割れも起きにくい。そこからは、今日にかけて6時間余りで、一応の完成を見た。

でも、でも、でも。”やけるんだ”専用の粘土ではないので果たしてうまく?やけるんですか?という難題が待ち構えている!!!この”やけるんだ”はカーボンが入っており、焼いた後は金属色の黒になり、その光沢が素晴らしいらしいのである。しかし、一度もこれまで”やけるんだ”を使ったことがないのが、悔やまれる。しかし、10日後、結果は如何に、お楽しみに!

自分が、美酒を味わえるか?それとも、土器が破裂するか?心だけは砕けないように祈るのみ!!!