縄文遺跡7か所巡り 失敗の巻 など 写真は山内丸山遺跡3点!

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JOSPAの北秋田市文化会館資料展示室の写真は撮ってこなかったので残念ながら、載せることが出来ず申し訳ない。又、今回の縄文遺跡巡りでメインにしていた亀ヶ岡遺跡の資料館は月曜日で休館日、これにはさすがにまいった。自分のふがいなさを痛感した。

しかし、木造亀ヶ岡考古資料室(縄文館内)が日本海側の高度の低い場所にある地形などを把握することが出来た。この地域は青森県西部、津軽半島岩木川左岸の標高7~18m程度の丘陵(亀山地区)と、これを挟み込むように位置する標高3~4m程度の北側と南側の低湿地(近江野沢地区・沢根地区)にまたがって所在している縄文時代晩期(紀元前1,000年~紀元前300年頃)の低湿地を伴う集落遺跡なのだそうである。

我が恵比寿田遺跡の高度22m、近くの蕪栗沼等との比高約20m程度を考えれば同じような環境ではないかと考えることが出来る。更に、川などの縄文晩期の淡水でのあのカエルの目が遮光器土偶のモデルになった、との説も説得力をもって、迫ってくるものがある。

そんなことで、友人がまだ行ったことのない、山内丸山遺跡を急きょ見学することにした。最初の写真は大型掘立柱建物、次の写真は大型掘立柱建物その再現の根拠となったであろう木柱、そして大型板状土偶である。私は2回目の訪問となった。この日は月曜日であった為か、見学客はかなり少なかった。